単語

Last Updated on 2025年4月11日 by libby03324

フォトン

無色・無味・無臭の粒子であり、オラクル船団における一般的なエネルギー。さまざまな属性をもつ上、全知存在が歴史を記録するための記録素子でもあり、オラクルでは変換物質を用いてフォトンをエネルギーにしたり、アークスの体内でエネルギーに変換し用いることができる。また、変換過程でフォトンを固着化させたり因果律に干渉して事象改変を引き起こし、テクニックを発動させることもできる。何よりダーカーを唯一消滅させることが出来る力であり、ダーカーに侵食された個体は深度が浅ければフォトンの浄化によってダーカー化を防ぐこともできる。人の感情に強く影響を受ける性質も持つ。

また、フォトンを基としたエネルギーも存在する(情報伝達に長けたエーテル・オメガにて魔術を行使するために使われているマナ・フォトンを人工的に変換する事で作られた結晶化しやすくフォトンを遮る力を持つグランなど)

フォトンが結晶化する事は稀であり、高い価値を持つ他金銭の代わりに取引に使われることもあるほど。

オラクル船団

惑星間航行船団「オラクル」。フォトナーによって作られた外宇宙への進出を目的として作られた惑星航行船団。惑星ほどのサイズを持つ「マザーシップ」を核としており、その周りをアークスシップが集う形として存在しており、多くの市民・職員・アークスが生活している。

アークスA.R.K.S.(組織)

Artificial Relict to Keep Species(人為的なる残存種の保護)」の略称。オラクル船団に属する、ダーカーの殲滅と惑星の調査を目的とした戦闘組織の名称。アークスの実力によって任務の範囲には制限がかかり、「難易度」によって分けられているためより高難易度の任務に出撃する為には難易度制限解放試練を受ける必要がある。

基本的に階級などは存在しないが、アークスのトップとも言えるほど高い戦闘能力を誇り、絶対令が使える「六芒均衡」や、【巨躯】戦争にて活躍しアークスのシンボルとも言える「三英雄」などは崇拝されている。

バークスB.R.K.S.(組織)

の略称。オラクル船団に属する、士官、オペレーターやショップ店員、メディカルセンターの看護官などを含む非戦闘員組織の名称。

アークスARKS(人員)

フォトンを扱う力を持ち、ヒューマン・ニューマン・デューマン・キャストによって構成されている。試験管による繁殖と自然交配の二つによって作られる。最初はフォトナーが惑星の原住民を拉致して非人道的な実験を行い、フォトンを扱えるように改造して作りだした。その中でもっとも適正が高かった種が「ヒューマン」の始祖になった。また、アークスには力が不安定な第一世代、能力が安定してはいるもののフォトンの傾向に制限がある第二世代、突然変異によって生まれ広いフォトン傾向を持つ第三世代に分けられる。

ヒューマン

能力のバランスに優れ、環境適正能力の高い人種。肉体の強さとフォトン適正の釣り合いが取れており、あらゆるクラスに適応することが可能で、安定性に優れている。

ニューマン

フォトンの扱いにとくに長けており、その使役、適応に才を見せる種族。フォトンの扱いにおいては繊細で丁寧で法撃職が向いているが、代わりに非力な体を持つ。

キャスト

機械によって構成された屈強な体を持ち、胴体真っ二つにされても生きていられるほど継戦性に優れた種族だが、フォトンの扱いを苦手とする。幼少期に強いダメージを受けたり、高すぎるフォトン適性により肉体に強く負荷がかかっているアークスを手術することで後天的に作られたサイボーグのようなもので、生体部分を多く残しているキャストからほとんどが置き換わっているキャストまで広く存在する。最初に作られたキャストはリサである。

デューマン

過去改変により現れた、攻撃力に長ける代わりに防御力に欠ける種族。かつて空間の裂け目に、龍とダーカーの細胞が合成されたような血液細胞が付着した布状の物体が現れ、それを参考にした実験により完成された。

フォトン適正

アークスになるために必要な能力のこと。フォトンを吸収する能力、フォトンを放出する能力、ダーカー因子を浄化する能力の強さで適正の高さは決まる。アークスにおいてはフォトン適正が絶対の為、どれほど気弱で痩せ細っていても、フォトン適正さえあればアークスになることができる。

クラス

アークスにおける職業であり、打撃・射撃・法撃に分けられる。クラスによって使用できる武器やフォトンアーツ、クラススキルも変化する。一般的にアークスは自分の種族や適正を鑑みた上で自分に合ったクラスを選び、訓練を行う。クラススキルは訓練を重ね実力を手に入れることで強化・習得することが出来、戦略OSに搭載される。

また、戦闘を支援する為の「サブクラス」も存在し、サブクラスを使う為には「サブクラス許可申請試練」の達成が必要になる。

フォトンアーツ

大気中のフォトンを利用して、巧みな技を発揮するための科学技術。打撃・射撃に該当するものであり、法撃はテクニックと呼ばれている。

テクニック

大気中のフォトンを利用して、さまざまな現象を起こす科学技術。フォトンを扱う素質があれば誰にでも使用できる。フォトンを用いて全知存在から情報を引き出す事で再現することが出来、高い技術を持つフォトンアーツやテクニックはディスクを使って戦闘服に搭載された戦略OSに読み込む事で習得できる。

マジック

テクニックとは異なる、魔法のような非科学的な技術。宇宙の広範囲の時間を操作したり、複数人を一瞬で転移させたりなどその力は強大だが、代わりに原理も解明出来ていない摩訶不思議な力のためテクニックと勘違いされることも多く、アークスではその力をマジックと呼称していたのはアルマと初代カスラだけである。【敗者】からはアルマとレヴィのマジックを見た上で、時空間に干渉する技術なのではと推測されている。

マジックは原理が解明しておらずテクニックでの再現はほぼ不可能だが、【敗者】はアルマやレヴィのマジックを模倣しテクニックとして行使している。

オラクルではアルマとレヴィがマジックユーザーとされている。(しかしレヴィはフォトンを用いていないため厳密にはマジックユーザーではない)

また、オメガではアリサがマジックとして「スルト」や「ビンドワ」を使用している他、地球でもアーデムが使用していた可能性が示唆されている。(その他、1000年後のハルファではナーデレフ含む一族の歌の力がマジックと考えられている)

フォトナー

はるか昔、惑星シオンと出会い、フォトンの存在や使い方を教わった者たち。アークスよりもフォトンの扱いはうまく、シオンの英知を得て飛躍的に技術を発展させ、全宇宙に版図を広げていった。しかし模倣シオンを作る研究の中で「深遠なる闇」を生み出してしまい、その対処にフォトンを全て失い、アークスを作り出したのちシオンに吸収されルーサーと創世器を遺して絶滅した。

ダーカー

深遠なる闇が作り出した存在。フォトンを扱うものを敵とみなして襲いかかり、世界のすべてを侵食しようとする宇宙の敵であり、アークスはダーカーの討伐を最優先目標としている。ダーカーにはいくつかの種類(魚介系・蟲系・有翼系・玩具系)があり、親玉も存在している。物理兵器などでの討伐も可能だが、倒されると「ダーカー因子」が残留する。

ダークファルス

ダーカーの親玉たる存在であり、深遠なる闇が作り出した宇宙の癌。【巨躯エルダー】・【敗者ルーサー】・【若人アプレンティス】・【双子ダブル】・【仮面ペルソナ】の存在が確認されている。

ダーカー因子

フォトンに相対するエネルギー。万物を侵食し、凶暴化させる力を持ち、フォトンのみで浄化可能。アークスはダーカーを倒した際体内にダーカー因子を取り込み、中和・浄化させるが、完全な耐性があるわけではなく一定量を超えるとコールドスリープなどを用いて集中浄化が必要になり、浸食されるとアークスもダーカーに変異する。

深遠なる闇

フォトナーが作り出した模倣シオンの最高傑作であり、同時に世界を破滅に導く存在。ダークファルスやダーカーを作り出し、フォトンと宇宙の末梢を目的とする。虚無たる負感情の集合体故に本来は知能が存在しない暴力の具現化たる存在のはずだが、模倣シオンとしての高い演算能力を扱う事で全知存在に匹敵する高い知能を手に入れている。

グラン

psnovaにて登場。フォトンをギガンテス内部の変換機構によって人工的に変換することによって作られた粒子であり、フォトン同様様々な属性を持ち合わせているがフォトンとは異なるエネルギーである。そのためアークスはグランをエネルギーに変換して使うことができない。また、結晶化しやすく、フォトンを遮る力を持ち、人の感情や思いに反応する不思議な性質を持っている。psnovaではユノの力によりアークスでもグランが使えるようになっている。

グラニエル

レヴィが扱う事のできる粒子で、彼女のフォトンアレルギーの正体。彼女が無意識下に作り出しており、通常はグラニエルによって覆われている為フォトンの使用が出来なかった。グランと似て非なるエネルギー、として【敗者】がグラニエルと命名した。

フォトンを遮る性質と、レヴィの感情の強さによって生み出され、強く力を発揮するようになるため、グランに似ているとされているが、フォトンやグランと違ってレヴィなしでは変換不可能な為エネルギー利用は非現実的であり、感情を主とするため非常に不安定な上結晶化はほぼしない。

代わりに感情の強さによっては人の器を大きく超えるほどのポテンシャルを発揮し、宇宙全体に影響を及ぼすことが出来る。